2019年5月7日火曜日

二種免許取得への道(2)

前回の予告通り、実技の二回目。

一種免許にオートマチック限定があるように、二種にもオートマ限定がある。私の場合はもともとオートマ限定という制度ができる前に免許を取得していたし、会社には日産の「クルー」というMT車(タクシー専用車)がある。何かと「潰し」が効くだろうという理由で限定無しを選んだ。
自動車学校の教習車はトヨタのコンフォート。前回も書いたけど、いまやセダンなど「普通の乗用車」で、MT車の設定がある車種は数えるほどしかない。本来タクシー用の車両として開発されたコンフォートは、教習車としても打ってつけ。コンパクトで小回りが効き、車体の見切りが良いので、とても運転しやすい(その代わり自動車学校ではプリウスには一度も乗せてもらえなかったw)。
免許取得後10年以上もMT車(スズキの初代エスクード、ショートボディ)を運転していたし、その後もちょくちょく乗る機会があった。半クラッチの位置さえ掴めれば恐れることはな…い……あ、あれ?どうも調子がおかしい。初日は2回もエンストしたし、坂道発進もギクシャク…基本、左車線の中央を走って、出発の時は左右の確認、曲がろうとする場所の30メートル手前でウインカーを出して、さらに車線変更の3秒前にウインカー。左折時は巻き込み確認、あそこの曲がり角までに20キロまで減速して、その時のギアはセカンドで、その他諸々、注意しなければならない項目が多すぎて、どうしてもアクセルとクラッチの操作まで神経が行き届かない。それもこれも「慣れ」が必要なのだけれど、そして卒検までには何とか慣れたのだけれど、自動車の運転はことほど左様(さよう)にたくさんのことに注意しなければならない、というコトを思い知った。

幸い、ハンドルの握り方などの操作については「素直な方」と言われた。クルマを長い間運転していると、個性とも呼ぶべき変な癖がつく。一般に「内巻き(内かけ)」と言われる、ハンドルの内側から握る回し方や、「たぐりハンドル」、左折時の不要な大回りなどがそれ。操作のうえで全く合理性が無く、いざという時に素早い操作を難しくさせる。人によっては直すのに苦労するのだそうだ。

二種免を取るために、同じ日に自動車学校へ入学したのは私を含め3人。教官にも二種を教える資格というのがあって人数が少ない。カリキュラムも二種専用のスケジュールが組まれていて、自動車学校側も同時に受け入れられる人数には制限がある。年度末に向かう2月は一種と併せて取得希望者が多いらしく、入校までに3週間ほどの待ちがあった。その期間のコトはまた改めて。
同期入校の他の2人は福岡市内の大手タクシー会社から来ていた。自動車学校は南鳥栖を指定されたものの、費用は自己負担らしい。さらに一人は宗像だか中間だか、かなり遠方からの「通学」。JRの定期券を購入し、往復3時間ほどを掛けて通っていた。人それぞれの「想い」を込めての二種免許取得だ。
ちなみに前の週に入学した3人も、同じ大手タクシー会社の人。どこもドライバー不足に悩まされてるという話をよく聞くけど、2週間で5人は単純にすごいと思う。

次回も実技について、その3。

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