2019年5月5日日曜日

二種免許取得への道(1)

さてブログ二日目。「隔日更新を目指す」なんて書いておきながら、いきなり1回飛ばし
てしまった。
待機時間中に文章を書ければ何ということはないのだけれど、タクシードライバーなりたての私の場合、そんな余裕はナシ。もともと直感的にチャッチャと文章を書けるタチではないので、なかなか思うに任せない。それに加え、ちょっと疲れ気味だった。無理は禁物。

今日は、タクシードライバーに必要な「普通自動車二種免許」について。その1回目として、概論(?)と実技について。

ふつう、18歳になって取る免許は一種免許。「二種」になると、営業目的の車両(つまり緑ナンバーのクルマ)に、お客さまを乗せて走ることができる。タクシーのほか、バスや代行運転のドライバーは、みんな二種免許を持っていることになる。一種免許取得後3年以上を経過した21歳以上の人が有資格者。
取得の方法は
1)自動車学校を卒業して実技試験免除
2)免許試験場で実技試験(いわゆる一発試験)
の二種類がある。どちらも最終的には免許試験場で学科試験を受けなければならない。どっちで取るかは本人の自由だが、「取得費用は会社負担」という場合、入ろうとするタクシー会社が指定することが多いんじゃないかしらん。ただし例えば3年以内に退社した時などは費用を請求される(3年縛り、なんて言われる)ので、注意が必要。

私は会社指定の南鳥栖自動車学院に通った。18の時に一種免許を取ったのもココ、という思い出の場所でもある。当時は「教習車はクレスタ!」というのがウリだった。現在は「教習車はプリウス」と謳っている。考えてみれば、クレスタみたいなミドルクラスの乗用車に、普通にマニュアル(MT)車の設定があったってのは、イイ時代だったな~と思う…あ、若い人にクレスタつっても通じないのかwww

自動車学校で卒検までに必要なのは実技21時間、学科19時間(普通免許を持っている人の場合。大型免許保持者は実技が3時間少なかったりする。詳細は省略)。一日中ギッシリ詰まっているわけではなく、また一コマも入っていない日もあったので、都合3週間で卒検に合格した。途中の見極めはオールクリアで補習は無し。取りあえず最短で卒業したことになる。

実技で一種との最大の違いは、卒検の時に「鋭角」「指定場所での停車」があること。
前者は30度ぐらいの鋭角なコースを、3回以内の切り返しで通過しなければならない。ただし、道幅はあるので、車体感覚さえきちんと把握していて、慌てさえしなれば大した問題ではない。
後者は、路上で「次の30キロ制限の標識の横で止まって」「次の信号までの間に、安全な場所に止めて」などと指示される。タクシーでの乗務を想定したもので、例えばバス停から10メートル以内など「駐停車禁止」の場所で止めてしまうと即、検定中止になるので、コース内にある該当場所をあらかじめ頭に入れておかなければならない。

実技教習では技術的なことより、一旦停止や確認などの「キホンのキ」を徹底される。またいずれ書くことになると思うけど、タクシーを運転するに当たっては本当に大切なことだ。
技術的なことでも教えてもらったことがあるけど、こちらもまた改めて。教官は「プロらしい、スマートな運転」って言ってたけど、なかなか難しいんだ、これが。

次回は実技について、その2。

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